西本智実イルミナート・フィルハーモニーオーケストラ及び、沼尻竜典音楽監督トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(略称TMP、元トウキョウ・モーツァルトプレイヤーズ)のコンサートマスター。TMPコンサートマスターとして牽引した公演は文化庁芸術祭賞受賞。
N.Y.にて4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高校音楽科、同大学卒業。ロームミュージクファンデーション奨学金を得て、オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学修士課程を首席修了。
江戸純子、徳永二男、イゴル・オジム各氏に、弦楽四重奏をハーゲン四重奏団に師事。2005年オーストリア・メニューイン記念音楽財団賞1位、2006年オーストリア・ライファイゼン音楽コンクール最高位の他、国内外のコンクールでの受賞多数。
帰国後はゲストコンサートマスター等の依頼を度々受け、東京交響楽団、群馬交響楽団、仙台フィルハーモニーオーケストラ、日本センチュリー交響楽団、札幌交響楽団、新日フィル、兵庫芸術文化センター管弦楽団、静岡交響楽団ほかと共演。
ソリストとしては、ドイツ・イエナ響、サンクトペテルブルク響、キエフ響等多数のオーケストラと共演。2006年には「イヴリー・ギトリスと素晴らしき仲間たちコンサート」に出演、巨匠から絶賛され『ストリング』誌表紙も飾った。室内楽でも定評があり、2014年元ウィーンフィル首席ぺーター・ヴェヒターらウィーンやベルリンのトッププレイヤーと演奏した弦楽四重奏は好評を博した。宮崎国際音楽祭、軽井沢国際音楽祭などの出演も多い。CDに2011年リリース「Asa Cantabile」『レコード芸術』誌・準特選盤がある。桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」実技科所属講師。
(2023年6月現在)
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